2014年11月24日月曜日

早良みなみマルシェ2014 軽トラ市

 三連休の最終日。
 連休になると、各地にお住まいのアイドル好きの方々があちらこちらへ移動を開始する。ここ福岡にもたくさんの愛好家が訪れ、ベストホール、ライブハウス、CDショップ、ショッピングモール、地行浜などを足繁くいったりきたりしていた(いちばんお客さんを集めたアイドルは福岡ドームの4日連続公演を敢行したSMAPでマチガイナイけど)。

 昨日、それはそれはみごとな晴天に恵まれたLovit's!の第17回公演にも遠方からのファンが少なからず訪れ、フルメンバーによる「Magic Island」「いとくると」の生実演を目のあたりにし確実に射抜かれていた。もちろんひとりひとりに確認したわけではなが、その必要もないぐらいこの日の公演も素晴らしかったのである。

 勤労感謝の日にちなんで企画されたお楽しみコーナー『お仕事ジェスチャークイズ』(いろんな意味でハードなお題ばかり)では、あのラビキュア(1月・第七回公演にて放送)のキュアキャットさんが10ヶ月ぶりに電撃復活を遂げたり、九大アイドル・光GENKIさんがフツーにお客さんに混じって応援に勤しんでたり、なかなかコアな見所もあり、個人的にはジェスチャークイズのタイムキーパーを仰せつかったゆうちゃんのストップウォッチに"あみちゃんの音がいいストップウォッチ"(2013年7月の第二回公演に登場)の姿を重ね、「こんなところにも世代交代の波が!」とよくわからない感慨にひたってしまった。

 終演後、老舗・角屋食堂で遠方からの方々とお昼を囲み、また他所のイベントに行くと去りゆく彼らを見送ったあと「しまった!!!」と心のなかで叫んだ。
 それは「1日に2ステージ入っているときのLovit's!はそれ用に(も)仕上げてくる」のを思いだしたからだ。この日はもうひとつ、午後から九州大学の学園祭にLovit's!が登場する予定があり、説明するとまたひたすらにながくなるので割愛するが、Lovit's!はこういう時、しっかりセトリを変えて楽しませてくれることが多いのである(もちろん単品でも充分満足できます!)。
 で、やはり九大ではオリジナルソング以外かぶせることなく、ここ最近はそうでもないけどまだ比較的珍しいナンバーといえる「全力Everyday」、さらにいとゴンさんを招いての「いとゴンのシマ」が用意されていたのだから、思っていたとおりなのであった。
 せっかく糸島にいらしたのだからいとゴンさんとの共演も見て欲しかった。
 公演・イベントがふたつ入っている日は両方見たほうがいいっすよ、と今更ながら耳打ちさせてください。

 で、明けて月曜日。
 昨日の本家軽トラ市から日を置かずしてこんどは"出張"軽トラ市である。
 連続軽トラ市なんてなかなかないのでウキウキしながら会場の早良区の脇山中央公園へ・・・ってドコ?
 Google Mapで調べてみると、福岡市のオアシス油山を超え、佐賀県境の三瀬トンネルに近い背振の山々に囲まれた奥地にそれはあった。これだけでやや秘境感が漂っているが、実際に車を走らせてみると、ゆうちゃんがFacebookに印象を書いていたとおり「すごく糸島と環境が似てる」ところで、糸島といえばシーサイドの印象が強いが内陸部は確かにこんな感じである(余談だがうちからの距離もだいたい一緒だった)。
 ゆうちゃんはパッと見、三の線でおおざっぱな感じがあるのだが(失敬)、実はいろいろ観察していてこういう鋭いことを不意にサラッと言ったりするのだ。すごいのだ。

 さて、出張軽トラ市ということで公園には地元脇山の八百屋さん、陶芸工房、アクセサリー屋さんなどに混じり、われらがおなじみ糸島だんご本舗さんやまんまるカレーさん、伊都ホットサンド笑顔さんらもお店をだしていて、ちょうどお昼どきに到着したんであっちこっち物色しながらなにを食べようか思案していると、まんまるカレーさんのバンにLovit's!のチラシが貼ってあるじゃないか。「よし、決定!」・・・となりかけるも、これがやっぱり人気店。なかなかの行列をまえに気持ちが砕かれてしまい、空腹からの圧力にも負け、結局地元脇山のトンチキライスなるものに手をだしてしまった。トンチキライスはどのへんがトンチキなのかよくわからなかったが、あっさり心折れてしまった自分がトンチキであることはまず間違いあるまい。
 今回はこんな体たらくでしたが、Lovit's!の写真を貼れば食べにくる、という人間がここに少なくとも一人いるので、糸島のお店の皆さんはご一考ください。

 出店は糸島からのものがいくつかあったが、ステージイベントのプログラムをみると、こちらはおもに脇山校区の方々のだしものばかり。糸島代表はおそらくLovit's!のみ・・・かな。これは重大な任務だ!
 今日の出演メンバーはあさきちゃん、あんぬちゃん、なるなる、あみなちゃん、さとみちゃん、れなちゃん、ゆうちゃんでした。



 ステージの幕開けを飾ったのは「Magic Island」。
 この日の天気予報は雨、だったのだが午前中から暑いぐらいの快晴にみまわれ、やっぱLovit's!はお日様に愛されてるなあ、と思っていたらまた昼過ぎからおもむろに雲が湧きだし、少し不安になっていたところ「Magic Island」が始まったら途端に晴れ間がのぞきはじめたもんだから、これはもうさすがとしか言いようがない。「Magic Island」の魔力は糸島外でも通用するのだ。
 続いて昨日軽トラ市でも九大でも聴けなかった「ゴーイング マイ ウェイ!」、最後に「いとくると」がドロップされ、曲数は思ったより少なかったが、九大学園祭ステージが〜おそらくやむにやまれぬ事情から〜リップシンクであったのに対し、こちらは完全生歌だったので「やっぱりサイコー!」と心から拍手したのでありました。

 あとは、やっぱり背景の山々を含めた自然環境が良かった。
 「糸島と似てる」のは、これおなじ背振山地(佐賀・唐津〜糸島〜福岡〜佐賀・鳥栖)を背にしてる以上どうしてもそうなっちゃうところがあるのだけど、それ以上のなにか〜糸島にある特別な郷愁のようなもの〜をLovit's!は呼び起こす、のだと思う。
 地球外惑星に人間が移住する際、その星を住みやすい環境に改造することをテラフォーミングというが、それと似た感じでLovit's!が「Magic Island」「いとくると」を歌うとだいたいの環境はイトシマフォーミングされてしまう。意外にも早良区と糸島市は背振山地の一部で隣接するお隣さんらしいから、そういう化学変化も起きやすかったのかもな。と、ひとりウンウン頷いてみたが我ながら一体どういう観点だろう。さきほどのトンチキライスがまだ効いてるのか。

 話は前後するが、前日の軽トラ市から「いとしまPR隊 Lovit's! 2015 CALENDAR」がグッズコレクションに登場し、これは月替わり12枚(表紙を入れると13枚)でそれぞれの月にメンバーひとりひとりが掲載されているもので、図案は一枚一枚メンバーがお気に入りの写真を自分たちで選んだという。
 いろいろ「これはどこで、これはどこどこだな」と思いだしつつ眺めていると(なんとぜんぶ制覇していた。そういう意味でも嬉しいグッズ。2016も頑張りたい!)、写真がすべて軽トラ市公演以外のPR事業で撮影されたものであることに気づいた。
 単なる偶然だろうが、このことからもLovit's!の素晴らしいステージは軽トラ市の外にもたくさんあることがわかる。それこそ"歌と踊り"を通じて糸島のPRをしているときこそ最高の表情がある、みたいな部分が無意識に編集されているのかもしれない(あえてそちらに限って選んでるのかもしれないが)。
 ですので、ここはもう「ぜんぶ観に来ないとダメっすよ」と改めて耳打ちさせて頂きたい。

 詳しいことは割愛するが、このマルシェの地。この日おそらく日本でいちばんミラクルが連続炸裂したアイドルイベントだった。もちろん最高の表情も、いくつもあった。
 やっぱりぜんぶ観に来ないとダメなんですよ。もうこうなったら耳元で大声で叫ぼう。Lovit's!のことだからこんなに言うんだぞ。






「いとしまPR隊 Lovit's! 2015 CALENDAR」絶賛発売中。
いま買うとLovit's!から年賀状が届くそうですよ!

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